英語習得の鍵は「慣れ」
「英語は早いうちに」 と言いますが その一番の理由は「英語環境に慣れるため」です。
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英語習得には母語のように大量に「発話」したり「聞く」ことが必須ですが・・・
しかしながら、
英語(環境)に慣れていないこにより緊張してしまい発話ができない。その機会がない。
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(英語は声に出して練習しないかぎり覚えられないので)覚えられない
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分からない
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英語が嫌い、苦手
・・・どんどん負のスパイラルに陥ります。
これは是非とも避けたい現象ですよね💦
ではどうすれば英語と無縁な私達の生活環境で英語に慣れる事ができるでしょうか。
スクールに来ることはもちろん第一歩ですが、是非お家での英語環境づくりも考えてみてください。
「慣れる」という言葉を辞書で引くと、どのように取り入れたら良いかのヒントになるかもしれません。
な・れる【慣れる/×馴れる】
[動ラ下一][文]な・る[ラ下二]
1 その状態に長く置かれたり、たびたびそれを経験したりして、違和感がなくなる。通常のこととして受け入れられるようになる。「その土地の気候に—・れる」「移動する車中での睡眠に—・れる」「彼女の気まぐれにはもう—・れた」「住み—・れる」
2 経験を重ねて、そのことがうまくできるようになる。習熟する。「患者の扱いに—・れる」「—・れた手つき」「旅—・れる」
3 道具などが、からだになじむ。「—・れた靴で出かける」「—・れた万年筆で書く」
4 (馴れる)
㋐その人に対して、違和感がなくなる。その人に親しみの気持ちをもつようになる。「子供が家庭教師に—・れる」「新しい上司に—・れる」
Weblio国語辞典
ポイントは「たびたびそれを経験したりして」つまり「頻度」が鍵になるようですね♪
以前別の投稿で当スクールでは「お家でも英語にたくさん触れさせる仕掛けを作る!事を徹底した」とお話しました。
そのひとつがYoutube 動画の視聴を課題に取り込んだことです。
もはや、テレビよりYoutube が普通になった今、簡単に英語の動画を観ることができるようになりました。
生徒が生徒のレベルに合った動画を視聴することによって、教室とほぼ同じ環境をご家庭で作ることが可能なのです。
ちなみに学習者が字幕なしで大まかな内容が理解できる内容のものが一番効果的です。
教室で課題としてお送りしているリンクから、いろいろな関連動画を探し見てみるのも楽しいでしょう。
また自分の好きなもの等を英語で検索することで、興味のある動画にたどり着き、英語圏の人々がどのようにその事について話しているのかを観ることも関心に繋がります
レベルが合わない・興味のない動画は脳にとどまらず、環境づくりにはなるものの、あまり効果は期待できません。
あえて母語字幕のない動画を観ることも英語が話される環境に慣れるという意味ですごく大切です。
観れば観るほど英語に慣れ、(動画によっては)発話を促し、英語に慣れる事ができます。
そして何よりも、お家の中で英語が流れている・みんなで動画を視聴するという事が大きな環境作りに繋がります。
さて、「読み」が苦手という生徒の場合はどうでしょう。
読みに関しても「読むことに慣れる」ことがポイントです。
母語でも読むことや書くことが苦手な生徒さんは多いものです。
しかしながら、たくさん読む機会や、じっくりと課題に取り組むことで少しずつ慣れ、母語の読み書きは力がついていきます。
英語に関しては、なかなかその機会は少なくなるでしょう。
レッスンではしっかりと「読む」「書く」の時間を設け少しずつ力をつけていきます。
お家では、覚えなければならないフレーズ等をノートに書いたり、動画をミュートして読めるかを確認するなどの工夫で「読み」「書き」の活動を行うと良いでしょう。
また、今後の楽しい「読み」の活動として
「読み」の力を そろばんやスイミングの級のように、級を取得しながら力をつけるシステムを準備しています✨
* Reading Champ
当スクールではタスクを達成するような(「単語を◯◯回書いてくる」)宿題を出す予定がありませんので、
以下の通り、生徒の様子を見ながら、お家の方や生徒自身が「読み」「書き」の自主課題を行っていただければと思います。
●時間に余裕のある生徒は学習した内容を配布しているノートに書く練習をする。
●練習動画や単語等をノートや単語カードにまとめる
●レッスン内容をノートにまとめる
●読みのレベルを上げるための練習をする
また、幼児や基礎クラスであれば、アルファベットの大文字や小文字を覚えるためのゲーム等をお家で取り入れることもおすすめです♪
こちらに関しても楽しい企画を考えているので楽しみにしていてください♪
*パパ・ママドリル じじばばドリル