Creating a Monster???
「オリジナルのモンスターを作る!?」
「自分で考えたモンスターを考える」などの課題に多くのみなさんの頭を悩ませてしまったようです💦
私の説明不足がまず第一の原因ですので、この場をお借りしてお詫びいたします💦
今回はハロウィンにちなんで上・中級クラスであれば、オリジナルのモンスターを考えることがテーマとなっています。
教室では3人称単数という文法もテーマに入るので、レッスンにてモンスターの基礎情報を考えました。
(まだ終わっていないクラスもあります)
その情報をもとにそのモンスターの姿を考え、実際に身の回りにあるものを持ち寄り、レッスンの中でそのモンスターを作ります。
制作時間は約1時間となります。
もちろん、ものによっては1時間で終わらないものもあるので、必要な場合はパーツを作るなどの準備をしましょう。
レッスン内で作成する理由は、講師が英語で作成中の作品について話したり、
いろいろなフレーズが自然に導入できるという点が大きな理由です。
また「(できるだけゼロから)自分で考える」課題がある理由を説明します。
最近ではものづくりといっても与えられたお手本にそって、それを自分たちの形にしていく方法が一般的です。
限られた時間の中では最適ですし、「真似る」ことは「創る」ことの基本なので、普段からいろいろなものづくりに挑戦したいものです。
このようなクラフトの積み重ねが後々自分で考える時のヒントになります。
スクールでは上記のようなものづくり(クラフト)はもちろん、
今回のようなテーマのみを与え「自分で・自分達で考えて」というものも多く取り入れます。
例えば、今回のモンスターの課題や、
スピーチやスキットも「自分で考えて」をベースにしています。
なぜなら「(できるだけゼロから)自分で考える」ことがこれから本当に大切な力となるからです。
たくさんの情報を精査したり、いろんなことを覚えなければならない現代社会を生き抜くため
学校も教育現場もとにかく「知識」の習得を優先せざるを得ないのかなと感じさせる課題がたくさん出ているように感じます。
それは本当に大切なことなのですが、
特に日本という環境においての第2言語の習得においては、
たくさんのフレーズや単語は知っているけど、
そもそも何が言いたいのかわからず、
そしてせっかく覚えたフレーズや単語を効果的に活用する方法を十分に考えることができず
結局は話せないという結果を招きかねません。
大量に覚えた単語やフレーズをどのように、どのような場面で使えるのか、
自分は何を伝えたいのか、ということが考えられるようになる必要があります。
これは、テンポのない作業(クラフト)ですし、時間もかかります💦
その代わり、このようなことを考えられるようになると、
日本での英語習得を可能にするばかりか、
学習力全般を上げることができます。(今日はクラフトのお話に絞ります)
そのようなわけで、テーマだけを与えて考えなければならないクラフトは
「自分で何をしたいのか、何を言いたいのか」を「考える」トレーニングとなります。
クラフトは結果を見ることができますし、次回に向けてのフィードバックもしやすいため、教室ではたくさん取り入れています。
また、当スクールではクラフトのようなお家の方が関わらなければならないような課題も多いですよね💦
「こどもが自分でできる教材」「忙しいパパママの強い味方」などを謳い文句に素晴らしい教材が出ていますよね✨
それに比べるとNEWの課題は・・・めんどくさい・・・
これには、大切な理由があります。
国語や算数などの教科は学校でもお友達と一緒に勉強を進めることができます。
学校でも英語はしますが、NEWの生徒が学んでいくものは、もっぱらそれ以上のものです。
どこにも共通性を持たないNEWの課題はお子様にとっては、寂しいものです。
英語力の習得は本当に「環境」が大きく左右します。
その「環境」を作るために「お家でも英語使ってください!」とは言いません。
その代わり、NEWで出される課題やレッスンを頻繁に一緒にシェアすることで、
「我が家では英語(NEW)は優先順位の高いもの」という環境を作ってほしいと願っています。
その優先性が後々こどもたちが率先して学習やトレーニングを行うようになるきっかけとなるのです。
とはいうものの・・・
このような課題が出てきたり、私の説明が足りず
生徒が困っていた時、またはお家の方がサポートに困ってしまった時は、
本当にお手数なのですがいつでも、何でも講師に聞いてください(^^)
そして何より、お家の方も一緒に Enjoy English!