Coffee Break

All English は効果的!?

英会話スクールの宣伝なのでよく見かけるフレーズ

 

「レッスンはAll Englishでお子様はたくさんの英語のシャワーを浴びる事ができます。

次第に慣れてきて、いろいろな事がわかるようになります。

英語を英語のまま理解できるようになります。」

 

私もこれを強く信じて頑張り続けた講師です。

 

これは決して間違いではありません。

 

しかし効果的かどうかと聞かれると、こればかりは個人の年齢、取り巻く環境、スクールの環境、レッスンやクラスの回数等が大きく影響します。

例えば、毎日英語のシャワーに浴びられるのであれば大変効果的です。

また母語習得が完成していない場合も大変効果的です。

 

しかし週1回1時間英語のシャワーを浴びに来るだけだとしたら、「何を言っているのかよくわからないフラストレーションで嫌になる」方が8割です。

「限られたカリキュラムの中で、目標を達成させる」のであれば母語もうまく取り入れることも効果的です。

ですので、私は新スクールを始めるにあたりレッスンでの母語の介入をOKにしようと決めました。

 

 

しかし「何を言っているのかよくわからないフラストレーションで嫌になる」事は大変貴重な体験です。

「相手が何を言おうとしているか理解しようとする力」をつけることにも繋がりますし、

「間違っても気にしないで何度も挑戦する」事にもなるからです。

第2言語を習得している多くの人は「聞き上手」であったり

あまり小さな事を気にせず「前向き」「率直」である場合が多いのは

海外留学や旅行等を通して、自分の理解や常識を超える中に飛び込んだ経験があるからです。

ただ、彼らはある程度の勉強や知恵、知識、目標を持っているので、「何を言っているのかよくわからないフラストレーションで嫌になる」状況を乗り越えられたり、さらにその事を楽しむ事さえできるのです。

 

レッスンに来るこどもたちは、そんな嫌な思いをするために来てはいませんよねw

私もそれにある時 やっとこ気づく事ができたのです。

それは生徒からもらったお手紙

「ジェニーとえいごが言えたり、ゲームができてfun fun!!!」

「そーか!!!英語が話せるようになりたいからレッスンに来てるわけではなかったのか!!!」

 

ただ講師としては、こどもたちが英語を話せるようになることが第一優先ですし、

そのためには英語の発話量、接触量確保は必須なので

●日本語介入をOKする代わりに、それ以上に英語を聞いて言わせる!

●お家でも英語にたくさん触れさせる仕掛けを作る!事を徹底したのです。

 

さらに「何を言っているのかよくわからないフラストレーション」を楽しく体験するために

●レッスンとは別にEIGO PLAY HOUSE という月一イベントを実施する事にしました。

 

 

また生徒には常に「英語を確実に身につけるため」にレッスンに来ている事を意識させる声がけをしています。

 

 

そして子どもたちが視覚的に英語を意識できるように English Points (Jebill) を導入しました💰

 

そのお話はまた次回☕

 

To be continued.